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高橋尚子になりたくて

2008年12月29日 06:57

2005年5月の全国大会で2位になった近江の代表作。クラブ内コンテストから足掛け3ヶ月このスピーチにかかりきりでしたが、結果を残せて満足です。内容はシンプルですが走り出す動機付け、途中の挫折、本番のスピード感と緩急の間合い、それにユーモア表現などスピーチの構成要素は盛り込めていると自負しています。近江

高橋尚子になりたくて                   全日本バージョン2005/5/21
「スゴーク楽しい42キロでした。」 
シドニーオリンピックで優勝した高橋尚子さんが言った言葉を覚えてらっしゃいますか?ゴールのシーンが出ています。あれから5年たって、新聞は随分と色あせて変色してますが、この一言は私の心の中で全く褪せることなく今も輝いています。

皆さんこんにちは。皆さんにはたくさんの夢や目標があると思います。高橋選手は夢=金メダ
ルを見事に獲得し、今もまだ次を目指して頑張っています。さあ、今度は私の、そして皆さんの番です。でも夢を追い続けるのって意外に難しいですよね。今日はそのためのヒントをご紹介したいと思います。

実は私、もともと今より12キロ太っていて、まっしぐらに生活習慣病予備軍を目指していました。健康診断で医師散々脅かされて、やむなく運動を、徐々にジョギングを始めていました。オリンピックのころにはそうですね、2・3キロは休まず走れるようになっていたでしょうか。そんなジョギング初心者の私にとって、42キロは想像もできないほど遠い距離です。それなのに、高橋さんは42キロが「楽しかった」という。そんなの嘘だよ。でもそのときのQちゃん、高橋選手は本当に楽しそうでした。そんなに楽しい42キロがあるのかなあ。ホントなら僕も一度は挑戦してみたい。フルマラソンを走ってみたい。どうせなら、そうだ「今日から僕は高橋尚子になろう。」 全くおっちょこちょいな話しです。

それから私のトレーニングの意味が大きく変わりました。それまでは減量のためやコレステロールを下げるため、なかばイヤイヤ走っていたのが、フルマラソンを楽しく走るという大きな目標と、高橋尚子になるという素晴らしいキャッチフレーズとを得たのです。皆さん、夢を達成するために私がご紹介するのはキャッチフレーズを持つことです。
マラソン練習と言っても毎日は走れません。雨降り続きや飲み会続きで走れない日や走りたくないときもおおいのです。でも、何しろ高橋尚子ですから、サボってばかりはいられないんです。そして少しづつ少しづつ走れる距離が長くなっていきました。

何回かハーフマラソンにでて完走することができました。自分でもすごいなあと思う反面、何かが違う。高橋さんが言っていた様な楽しさを感じない。心の中で少しそう思いました。どうしてだろう?僕の何が悪いんだろう?あるとき気がつきました。マラソンといえば沿道を埋めての応援が付きものですが、その観客が、声援がないんです。   僕が悪いんじゃない。
TV中継するような大会と違って、私たちが出る一般のマラソンに観客がいるわけがないのです。諦めかけたとき、耳よりな話が飛びこんできました。ホノルルマラソン。時間制限はないし誰でも参加できる。そして何より沿道の観客・声援がもの凄いというんです。それだ僕がさがしてたのは。!

そして迎えたホノルルマラソン当日。朝の5時、ドドーンと花火が上がり1万5000人のランナーが一斉にスタート。コンディションは上々、TVの中継も来ている。観衆は一杯だ。今日こそ高橋尚子になれる。イルミネーションの綺麗なメインストリート。風を切ってひた走るランナーの中に僕がいます。道の両側には沢山の人が鈴なりで立ち並び交通整理やボランティアや、声援を送ってくれます。ハワイの乾いた風に乗ってグッドジョブの掛け声が僕の背中を後押ししてくれます。5キロ10キロ20キロと快調に走れます。ところが、30キロ。今まで経験したことの無い距離で足が悲鳴をあげだし、35キロでは北斗の拳ってご存知?アタタタタ。40キロでは体中が痛くてきしんでいます。

きっとものすごい顔をして走っていたのでしょう。ところがそんな時沿道からスマイルって掛け声がかかりました。エー。こんなに苦しいのにスマイル? でもそのとき僕は思い出したのです。ああ、そうだ。僕はここに楽しいマラソンをしにやってきたんだった。こんな苦しい顔してちゃ高橋尚子になれない。そう思ったら、フット何かが軽くなるのを感じ、笑顔でフィニッシュすることが出来ました。

高橋尚子になりたくて初めて走ったホノルルマラソン。少なくとも高橋選手よりずっと長い持間マラソンを楽しむことができました。

殆どスポーツに縁がなかった私にとって、フルマラソンなんて冷静に考えれば無茶な夢です。夢のきっかけを作ったのは高橋選手の言葉でした。走っている間は観衆の声援が後押ししてくれました。そして何よりも、高橋尚子になるというキャッチフレーズが時としてくじけそうに、諦めそうになる私を励まし支えてくれたのです。

皆さんも 夢や目標を達成するために楽しいキャッチフレーズを持ってみてはいかがでしょか
改めて「私にもスゴーク楽しい42キロでした。高橋尚子さん、ありがとう。」
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