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スピーチで人生が変わる その1

2009年01月20日 21:24


歴史を変えたスピーチと言われるものがある。著名なところではキング牧師の「I have a dream」。ケネディ大統領の就任演説、そしてリンカーンやワシントン、古くカエサル(シーザー)のスピーチも長い間語り継がれてきた。そして今日、アメリカの新オバマ大統領がどのような就任演説を行うのか、全世界の注目を集めている。このような施政者のスピーチは国家や国民を導き、方向付ける力強さと団結を呼びかける説得力、そして多くの聴衆を魅了する表現力とカリスマ性に満ち溢れている。キング牧師の伝説のスピーチは今白黒の画像で見ても凄い迫力だが、現場でその姿を見、その肉声を聞いた人がどれほど感動し、行動に駆り立てられたか想像するに余りある。スピーチには確かに歴史・国家の運命や人生を変える力があるのだ。
勿論、私たちがトーストマスターズクラブや友人たちの前で普段行うスピーチや得意先で行うプレゼンはそのような大げさなものではない。天下国家を論ずるものではなく、地球環境のような大上段に構えたものでもない。人種の融和や地球の存亡にかかわるものでもない。
それらは常にたわいない身の回りの出来事や、ちょっとした体験談、折々に学んでいることや感じたことを伝えているに過ぎない。それでも、否。だからこそ、その中に小さな感動が、真実の思いがあるとそう思う。トーストマスターズの例会で行われるスピーチは、自分の思いをどうすればうまく伝えることができるのかを真剣に学んでいる姿の現れである。他の誰かに伝えるために努力し、苦闘し、自らのすべてを使って表現しようとする思いそのものに満ち溢れている。ある人は豆乳ダイエットを実践した体験談をユーモアを交えて表現し、ある人はスカイダイビングの得がたい体験から挑戦する気持ちの大切さを学ぶスピーチをしてくれた。パーティでのちょっとした出会いから自分の生き方を見直すスピーチを話してくれた人もいた。感動するスピーチは施政者だけのものではない。オバマ氏のような選り抜かれた話し手にしか為し得ないものではない。スピーチの内容や表現方法の巧拙のみによるのでもない。優れたボディランゲージや声の使い方の多様性のみによるものではない。実は感動の原点は人それぞれの人生そのものにこそある。人生とは感動すべきシーンの連続なのだ。それを見過ごさずにスピーチのネタとして拾い上げ、優れたカメラマンのように一瞬を切り取って光を当てることができれば他の人にもその体験を瑞々しく伝えることができるのだ。スピーチのテクニック云々の前に、話そうとする事柄と話し手の人柄がシンクロして人を引き付けるのだ。大所高所から見下ろした話ではなく、物まねや他人の話の受け売りでなく、自分自身の現実の話だからこそ他人の心を打つのだ。実際トーストマスターズの例会で聞いた話が元で新しい趣味や友人関係が広がったりすることも多い。
そういう意味で私たちのスピーチにも、確かに人生を変える力があるのは間違いない。
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