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スピーチネタの見つけ方 その1

2010年07月19日 16:48


トーストマスターズクラブの例会で話していると、スピーチのネタが思いつかない。どうやってネタを見つけるんですか?と聞かれることが多い。特にスピーチ3~4本を終えたあたりの会員は、そう思うことが多いようだ。メンターとして聞かれることも多いので大体の答えは決まっている。1本目は自己紹介。2本目3本目はご自分の趣味とか仕事とかで、打ち込んだ経験、熱く燃え上がった体験などを話すといいですよ、と。確かにこれはご自分の実体験だから話しやすいし、十分に知り尽くしたテーマだからスピーチ初心者には取り組みやすい方法である。さて、問題はここからだ。スピーチのネタ探しに苦しむ人の多くはその3~4本のスピーチの成功体験(か、失敗体験)から、過去の大冒険の秘話とか、大受けするようなようなエピソードを探して、放浪の旅に出る。いや、本当に旅に出るわけではないけれども。しかし、しかしだね、人間そう滅多やたらにびっくりするような経験や、人様にお話しできるような素晴らしい体験をするものではない。となるとどうしたらいいのか。道は二股に分かれている。

①他人の体験を己の物にする方法
まず他人の体験を己の物とする方法だが、たとえば読んで感銘を受けた本のこと、映画のことを紹介する。もしくは他の人の経験談やセミナー講師のレクチャーをなぞってみたりするスピーチがそれらの類型にあたる。これらの場合、スピーチとしてはその主要部分はその本あるいは映画の説明であり、スピーカーご本人の主義主張は見えてこないケースがほとんどである。実はかくいう私自身も初心者のころそのようなスピーチをしたことがある。タイトル「先任将校」。幸いにしてその時はベスト賞をとれたのだが。何しろ少なくても百数十ページの本とか、2時間の映画を5分から7分のスピーチで取り上げるわけだから勢い説明、中身を紹介するだけで大半の時間を消化せざるを得ない。という点でそもそも無理がある。しかも中身にいくら感動したとはいえこれはしょせん借り物である。これらの感動をきっかけとして関連するご自分の主義主張に展開していくことができればいいのだが、そのような事例は稀有であると思う。

②日常の些細なことを取り上げる
一方、日常の些細なことを取り上げるという手法はなかなかに奥が深い。月刊トーストマスターズにも、いつだったか世界チャンピオンのDavid Brooks氏が投稿していたが、ネタは私達の身の周りにいくらでも転がっている。要はそれを発見し(感度のアンテナを高く)、磨き上げ(自分の主張を織り込みやすい形に加工)、場合によっては他のエピソードと組み合わせて(メッセージを補強するエピソードを盛り込む)構成していくわけだ。
では如何にして日常の些細なことを拾い上げるのかということだけれども、実例として近江の事例を紹介してみよう。たとえば立ち上げ中のクラブへの会員獲得を祈願して酉の市で買った熊手のお守りを題材にした「開運熊手」。ここでは祭りの様子を描写することでPJ#5「ボディランゲージ」をクリアし、同時にクラブ作りの楽しさ面白さを訴えることができた。我が家の節約術を披露した「セコロジー」ではペットボトルの飲料を買わないという我が家の渋い女房殿をだしに、巷で流行のエコバッグの偽善性を説き、熱い夏の一日、行ったつもりでゴーヤチャンプルーと豆腐窯、泡盛で旅行気分に浸った「沖縄ディ」では1万円で演出するリゾート気分というノウハウを紹介することができた。
斯様に、他愛ない日常の一こまを切り取って、そこに何らかのメッセージを盛り込んでいく手法。ネタギレの心配ないことは請け合います。是非お試しあれ。
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